2008-11-10

『苦手な人とつき合う心理技術』  和田秀樹





他人に甘えるというのはどこか負け犬的なイメージがつきまとう。節度を越えて他人に依存するという感じが、大人ではない感じがしてしまうのもある。

この本によれば、甘えとは節度の範囲内で他人に頼ること。

それによって、その相手も満たされるというわけだ。

確かに他人から頼られるのは悪い思いはしないどころか、度を過ぎていなければ「やってやらなきゃ」と思わせて活力の源にもなる。

甘え方という点に関しては、確かに下手だ。

というのも、どこまでが度を過ぎていないのかが全くわからないからである。それだけ、人間関係ができていないということだろう。

「この人にこれを言ったらダメだろうな」という、根拠のない不安が(根拠がないから不安なんだが)、自分を押えてしまって、自分のことを話したことはあまりないような気がする。


話の間が持たなくなったときに、自分の話しをすることは気の利く人と思われるらしい。もちろん、行き過ぎていないことが前提ではあるが。


もう少し、他人に自分を出してみることでまた違った状況が作れるかもと思うと、少し楽しくなってきた反面、もっと相手をよく知らなくてはいけないなと思った。

2008-11-07

日経ビジネスアソシエ 久しぶりに購入

本屋さんが営業している時間に会社を出られたときは、なるべくよるようにしている。

1年半ぐらい前まで、創刊号からずっと買っていた日経ビジネスアソシエを久しぶりに手にとって見た。


当時からずっと連載されているコラムもあれば、新しいコラムも当然あった。新しいコラムを見て、如何に1年半何も情報を得ずに過ごしてきたかを実感。筆者の名前とその方が書かれた本は知っている程度の情報しかもっていなかった。完全にビジネスの波から乗り遅れている。


今回の特集は「ビジネス会話術」


営業職と内勤職を兼務するような私にとって、最近の大きなテーマは如何に効率よく営業を行うか。

そのためには、

・効率よく取引先を回る。
・効率よく取引先から情報を得る。
・取引先へフィードバックする情報を大量に得てカスタマイズして取引先へ提供する。


特に上記2点が今の最大のテーマ。内勤が長かった、また今でも内勤の占める割合の多い私にとって、会社に勤めて10年間で養ってこなかった点である。


話し方、ジェスチャー、様々な方法を使って、効率よく仕事をこなしていきたい。

2008-11-03

俺の時間は俺のもの、お前の時間も俺のもの

何かの本に(といっている時点でフォトリーディングで学んだシントピックリーディングがまだいまいちですが)、「サラリーマンは会社に自分の時間を投資している」と書いてあった。

その一方で、組織の人間の都合は一切お構いなしで会社に時間は注ぐものだと思っている人もいる。

「サラリーマンは自分の時間を会社に投資しているんですよ」とストレートに言おうもんなら、

「代休と残業代でリターンは出しているだろ」

と突っ返されるのがオチ。


理由がよくわからない残業も、サラリーマンである以上やむを得ないのは承知しているし、それが自分を成長させることも理解している。

がしかし、


仕事はそれぞれの「心意気でやるもの」ってのは、間違っていないと思うがどうなんだろうか。

2008-11-01

スピーカー購入

大学3年生のときに買ったIBMのパソコンの付属品だったYAMAHAのスピーカーがついに壊れた。

オーディオがiTuneになっている私としては困ったもの。

いろいろなスピーカーを電気屋さんで眺めていたが、音質、大きさ、デザインで納得のいくものがなかなかない。

やっぱりこれしかないということで、アウトレットモールで買ったのがこれ。





BOSEのCOMPANION3

早速家に帰ってセッティング。

iTuneで早速音楽を聴いてみると・・・、納得のいく音質ではない。

低音が低い。高温が割れる。

iTuneのイコライザの設定を変更してみてもなかなか思うようにいかない。

失敗したかっ!と思ったところで、ふとiTuneの音量を下げてスピーカーの音量を上げると・・・、

凄い音になってきた。バランスもいい。


PC側の音量を上げすぎるとスピーカーに内蔵されたアンプの性能を思いっきり引っ張ることができないみたい。


しばらく設定だけで楽しめそうだ。

2008-10-30

『文系のための使える理系思考術』 和田秀樹



理系的思考に少し勘違いしていた部分発見。

理系思考とは「試して確認してみよう」ということ。

フォトリーディングの講座で寺下先生がしきりに言っていた「とにかくやってみよう」と同じだ。


理系的に考えようとすると、細分化して考えてしまい勝ち。

ミクロで考えるのではなく、もっとマクロで考えなければいけない。

理系的という言葉からはスペシャリストのイメージがわくが、そうではなくマクロに、ゼネラリストに試しながら考えていくことに心がけていきたい。

『新幹線ガール』 徳渕真利子



一生懸命働く人は、美しく思えますね。

今度新幹線に乗るのが楽しみです。

自慢のコーヒーを飲んでみよう。

『「自分力」の底力に気づけ』 弘兼 憲史



結局のところ、いつ何時でも平常心を保っていられるかが鍵だ。

失敗してもいい。平凡でもいい。回り道でもいい。

それらを悪いと感じるのは、周りがそう思っているかもしれないという先入観から来ていることだ。

それさえ捨ててしまえば何も恐れることもなく、自分を軸にいつも生きていられる。


バカにされても、人をバカにしない余裕を持つように。

『ここ一番、決断ができる人 できない人』  弘兼憲史



その時なにを捨てるか。

やっぱり何かを得るときは何かを捨てて身軽にならないと、次のことが始まらない。

やりたいことがたくさんありすぎて、どれから手をつけていいのかわからなくなることも間々ある。

何かの本には「やらないことリスト」を作ることが書いてあったが、何も一生やらなくするわけではないのだから、今やるかやらないかははっきりさせて、やらないことを明確にした方がやることに力が入ってくるだろう。

「何をしたいか明確に語る男になれ」。独りよがりの武勇伝になってはいけないが、目標は胸を張って語れるようになりたい。

「自腹を切る事になれないのが幼稚な男だ」。納得。


この本でずっと言っている「反常識的な生き方」というのも、非常識に生きるとは違う。視点を変えてみるということだろう。



必要以上に気負っていても仕方がない。

『ズバリ!トップ営業をめざす商談術』 山川裕正



ロールプレイングを行っているような感じで事例がたくさん出ているが、あまりしっくりこず途中で断念。

2008-10-28

フォトリーディング 実践

先週からなるべく早く帰るように心を切り替えてから、余裕が出てきたのか本が読めるようになってきた。

8月に受講したフォトリーディングも今まで全く手付かずで身についているのかさっぱりだったが、今意識して実践するようになって着実に本を読むスピードは上がってきている。


いつまたなんどき帰りが遅くなって読めなくなるかわからないから、できるうちにしっかりと身に着けて、余裕がなくても本が読めるようにしておこう。


講座の最後で決めた2ヶ月で100冊はとてもできなかったが、これを取り返すべく、今は情報のインプットに集中していきたい。

2008-10-14

仕事は選ぶべきか

年明けにシステム移行が控えているため、毎日多忙。

休日出勤も終電に乗れなかったり・・・。


とある上司と先輩に言われたこと。

「あなたは多少面倒なことも頼めば要領よくやってくれるから頼みやすいんだよね」


それってやっぱり利用されているだけってこと?


そんなこと気にしている割には、傍から見ていて手際の悪い作業しているとついつい手が出てしまうし、かといって、現在は外為営業の身である以上、確かに直接的にはシステム移行は関係がないといえばそれまでだ。


要領よくやるだけの思考回路は使っているし、何より時間の浪費は計り知れない。

それを言い訳に本を読む時間もないとはいわないし、それが原因で本を読む時間がないのはそれは自分の気の持ち方一つであるのだが、しかし体力的にきついのは事実で往復の電車はひたすら眠るのみ。

この夏にフォトリーディングの講習を受けたが、これを身に着けるためにはそれだけの努力が必要で、体が覚えるまでにはそれだけの時間を使わなければならないし、集中力を持たせるためにも体力が必要。

このまま目の前のことに労力をすべて使っていては、数年後には全く使えない人材になっていることは間違いないと思う反面、目の前にあることを避けて通ることもできず、それが自分を鍛えているのだと思えてしまう。


巷あふれるビジネス書には、「他人に頼める仕事は頼め」と書いてあるが、ところが頼まれた仕事はどうしろということには触れられていない。

そして、入社10年目になるのに、同姓で自分よりしたの人間がいないため、その仕事を頼める人間もまたいない。


フォトリーディングで習った最大の収穫だと自分で考えているのは「目的をしっかりと持つこと」。


自分の仕事での目的をしっかりと持っていないから、断る仕事と請ける仕事を選ぶことができないのだろう。


仕事の目的を、少し考え直さなくてはいけない時期なのかな。

2008-05-06

GWの大掃除

年末は遅くまで仕事があるからいつも大掃除はなし。

最近はGW前後ぐらいに毎年大掃除をしているような感じ。

今年もやってやりました。

本の大処分。


今回は大学時代に使っていた本などを一気に「捨てました」。

さすがに名前が書いてあるものや赤線が引っ張ってあるものをブックオフに持っていくわけにもいかないし。


しかし読む量が減ってきたなぁ。最近・・・。

2008-04-27

OB訪問

大学に就職した先輩から、後輩のOB訪問の依頼を受けて今日あってきました。

初めてのことだったので、なにをどうすればよくわからなかったが、あんなもんでよかったのかな?


間違いなく言えることは

「自分が弱っている場合ではない」

ということ。




しかし現実問題として、ここ数日腰痛がひどい・・・。

2008-03-30

10年前

4月からサラリーマンになって10年目です。

創業10周年を迎えた某社の専務のブログにこんなことが・・・。


24時間仕事に接していないと不安で

結婚とかする人は暇人なんだろうなと

本気で思っていました


そんな狂気とも言える時期も

すこしづつ落ち着いて

そのうちに家族ができて

地に足の着いた生活を送れるようになりました


家族ができたおかげで仕事に対する接し方も変わり

考え方も深みが増した感じがします

より長いスパンで仕事について構えられるようになりました


家族がなかったら

私は今の仕事は続けられなかったかもしれない

とも思います



この方とは違って、自分はただサラリーマンになっただけですが、ずっと仕事のことを考えていないと不安で仕方がなかった。

新人の頃はそれ程帰りが遅くなることもなく、自分のやることが終わったらさっさと変えることができたのに、先輩がやっていることをずっと見て覚えたりした。

その頃は早く帰ることをいいことに同期会があったりもしたが、一切参加せず仕事を見につけることだけを考えてきた。


その甲斐があったのかなかったのか、今の部署に配属になり、業界最大手の会社に3ヶ月間も生活費付で研修に行くこともできた。


なのに今はそんな情熱もなければ意気込みも沸いてこない。


仕事がすべてではないのはよくわかっているけど、24時間の中で一番大きい割合を占めるのが会社である事は間違いないわけで。

もっと意気込みを持った毎日を送りたいと思う。

2008-03-20

『ビジネスマンのための「発見力」養成口座』  小宮一慶




関心を持って物事を見れば、いろんな発見があると。

なるほど最近全くいろんなことが頭に入ってこないと思ったら、関心がなかったからか。

と、気がついたのはいいが、関心を持てるように平常心でいたいものだ。

2008-02-24

『東京ディール協奏曲』  栗山誠



緊張感が高い金融の世界の話ですが、笑って読めます。

『会社の品格』  小笹芳央




勤務しているサラリーマンが会社から得るものは報酬。

それは1つだけではなく2つある。


①金銭報酬

ある意味これは当然。いわずと知れた「給与」というやつですね。


それともう1つ。

②意味的報酬

これが重要。


サラリーマンは、自分の時間を会社に投資した「投資家」である。

投資家は投資したものを最大限にリターンを得ることを目的としているわけだから、この意味的報酬を真剣に経営者は考えなくてはいけない。


これは経営者はもちろんだけど、管理職、中間管理職、先輩。すべての人たちが考えなくてはいけない。


何も「慰安旅行をやってやるぞ、喜べ」というのが経営者のやることでは決してない。


一部の人からは、サラリーマン何だから自分の時間を提供して当たり前と思うかもしれないが、多くの人はそれ程自分の能力に自身を持っているわけではない。


だからこそ、会社が従業員にどんな意味をもたらすのかが重要だと思う。


それと同時に、自分は自分の時間投資に最大限のリターンが得られるような状況を自分で作っているかも考えないと。甘えているだけでは何も起こらないだろうし。


そして、自分も後輩に少しでも「意味的報酬」を与えているような存在にならないと。


それには自分がモチベーション高くやっていないといけないな。

2008-02-12

祖父米寿会

この連休は祖父の米寿会ということで、一族で浜名湖へ。

母方の祖父であるがそれ程遠くに住んでいるわけではないのに、会うのは10数年ぶり。

祖父は私のことをあまり覚えていなかった。

まぁ、それも仕方がないか。


そしてたぶん祖父を見るのはこれが最後だろう。

末期がんのステージ4。


終戦時に満州から私の叔母を抱えて帰国してからは1代で会社を大きく(といっても零細企業には変わりないが)した男。

今でも病室の中から補聴器をしながら証券会社に電話をしているらしい。


年老いて体が弱っても仕事に没頭している男ってカッコいいじゃないか。

2008-02-04

mixiをどうするか?

今年はわりと一生懸命ブログを更新しているのですが、こうなるとmixiがほったらかし状態。

マイミクを目的にしてマイミクを増やそうとも思わないし。本末転倒になってしまうから。

だけどmixiでつながっている知人もいるので、それなりにmixiの機能は堪能しているわけで。


mixiの日記は外部のものを取り入れられるからこのブログにリンクしておけばそれでよし何だけど、それでは何だか面白くないし。


以前はまじめな話と馬鹿話で使い分けようと試みたこともあったが、書いている間に逆の話になってしまったりしてそれはそれで面倒。


そういう意味では、mixiにはそれ程興味はないのかな。

マイミクという機能は確かに便利。

積極的に今現在その人にコンタクトを取ることがなくても、マイミクになっていれば勝手にその人の現状を把握する事はできる。

その点、ブログの場合は割りと積極的にコンタクトしないとつながりを続けるのある意味大変。まぁ、RSSがあるといえばあるのですが。


そう考えると、mixiってなんでそんなに人気があって、なおかつ儲かっているのか不思議。

招待性というのが安心感を与えている事はあるだろう。だけど、マイミクになるのには一応知り合いであることが条件になっていると思うのだが、それを無視してマイミク登録してくる人はめちゃめちゃいるし。

何だか存在が消化しきれないmixiです。

2008-02-02

難しいthermo mug



サーモマグを買ってみました。

2週間ぐらい使っていますが、結構難しい。

時間をかけて飲むので、普通のマグカップで飲んでいるときの、時間の経過とともに温度が下がる感覚をまだ体が覚えていて、熱いのを忘れてついつい口に入れすぎ、喉が焼けど状態。


サーモマグ使っているのに、サーモマグの機能を忘れてしまう・・・。

2008-01-29

『成功のコンセプト』  三木谷浩史




  • 常に改善、常に全身
改善をすればスピードも得られると思う。
      成功しているときこそ自分を否定する。
       →やっぱり甘えが出ていると思う。
  • Professionalismの徹底
仕事は自分のためにするもの。
       →頭ではわかっている。そうしてきたつもりもある。
        それでも、一部の人間による社会に後ろめたい
        思いをしなくてはいけないような状況を作られる
        と意気消沈するのもまた事実。
        だけどこれも甘えか?
  • 仮説→実行→検証→仕組化
仕事は覚えるものではなく、仕事は考えるもの。
        →そのとおりだと思う。

  • 顧客満足の最大化
サービス業は当然のこと。
      顧客のない仕事はないのだから、すべての業種はこれが当てはまる。

  • スピード!!スピード!!スピード!!
もちろんスピードは求めたい。
      そのために、常に改善をするのだから。
      しかし今日もそうであったが、
      端末から出したデータをCSVに変換することもできなければ、
      その端末にExcelも入っていない。
      ネットにもつながっていない。
      結局そのデータを電卓で集計しなくてはいけないような状況では、
      頭の中のスピードと体の動きがアンバランスすぎて、そこのところの気持ちを
      落ち着かせるだけで疲労困憊してしまう。


なるほどなと思う部分と、既にそうしていたという部分と両方ある。

ところが、「既にそうしていた」という部分で最近は非常に風当たりが強い。

そんな強風にも揺るがない精神力を養いたい。

2008-01-25

モチベーションのセルフマネジメント

このブログを読んでいたら・・・


  • ポジティブな環境に身をおく。
  • 目標を明確にもつ。
  • 平常心を保つ。


ネガティブな環境に身をおいていると、ホントにネガティブになる。

というか、既に腐りかけているに近いかも。


でも、それでも平常心を保てる人がやはり優秀な人。

周りに流されないようにしないと。

2008-01-23

『余命1ヶ月の花嫁』  TBSイブニング・ファイブ編




彼の「何やっているの?」という問いに、

「生きてる」

と答えたら、普通ならばふざけているとしか思えないのは当然。


末期癌の人にとって、生きているのは普通のことではないんだ。

だけどこれは24歳という若さだから出てくる言葉だ。


私の祖父が末期がんだが、最後にそういうだろうか。

80歳も後半に入った祖父はびっくりするほど頭の回転が速く、未だに証券会社とまともに電話で話している。

ある意味「浴」はまだまだ衰えていない。

痛みが出始めたため告知をしたようだが、恐らく意識があるうちは何食わぬ顔で証券会社の人間と話をしているんだろう。

それは24歳の女の子が「生きている」といったことと何か違うのか。


ある程度やるべき事はやってしまったという状況から今までと同じことをやり続けて最期を迎えるのか、まだまだあれもしたかったこれもしたかったと思い、「生きている」ので精一杯と思いながら最期を迎えるのか。


今自分がこの状況だったらどちらだろう。

今の自分がそんな状況の「たられば」を考えても、失礼な言い方かもしれないが「時間の無駄」だろう。そんな状況の人たちに対して失礼だ。


身震いがした1冊だった。

『日暮れてこそ』  江上剛



江上剛の本、ということで読むと、この本は変化球だ。

ミッドライフクライシス、中年の危機。


うーん、実感がわかない。

2008-01-22

アマゾンのおすすめは凄い

以前にCD屋で気になっていたけど買いそびれて依頼ずっと探していたCDが、アマゾンのおすすめ商品に出てきた。

どんぴしゃ。




気になっていたのはジャケットだったけど、中身もやっぱり凄かった。

2008-01-20

THE BLUE HEARTSコピー

11月以来のライブやってきました。

場所はいつものトーラス


初めて自分のバンド以外で出ましたが、他のメンバーは百戦錬磨だけあって足引っ張ってしまった。

ベースがたがた・・・。


でも、今回初めてユニゾンだけどコーラスを担当。スコアが見つからなかったから耳コピも初。

やっぱ歌うのも楽しいもんだ。


さぁ、次はいよいよ自分の新バンドが始動だ。

2008-01-19

『ウェブ時代をゆく-いかに働き、いかに学ぶか』  梅田望夫




私にとっての結論は、やっぱり「勤勉の継続」しかないということ。

ただ、その勤勉の方法があっているのかがいつも不安になる。それと、その勉強があっているのかと。

自分の仕事は新しい世界ではなく、相当に古い世界の仕事。新しい世界の勉強をしてはたして役に立つのか。

仕事にウェブリテラシーなんて持ち込む隙間は全くなし。そもそもPCがない。

なので、新しい世界の方法で古い世界の仕事をの勉強をしてインプットしても、アウトプットは古い世界の方法で行わなくてはいけないから、そのギャップに相当疲れる。

そういう状況なので、インプットは恐らく高速道路を走っているのだろうが、アウトプットはその状況だから渋滞につかまった感がどうしてもある。

ただ、それは本当の渋滞なのか、それともこの仕事でこのアウトプット方法であるからただ単に目詰まりしているだけなのか。


これを解決するためにはどうしたらいいのかが現在の悩みの種。


in the right place at the right time

というように、場所を変えるときなのか。

「小さな会社で働き、少しでもいい場所に移ろう。」

といわれても、既に中途半端に大きい会社で働いてしまっているので出られない体質になってしまっているかも。

2008-01-18

『Hello, CEO.』  幸田真音



この域に達したと思うところまで、サラリーマンをやってやろうじゃないか。

2008-01-16

『絆』  江上剛



この頃自分は学生だった。

話には聞くが、本当に銀行はこんなだったのだろうか。

2008-01-14

久しぶりにジムへ



集中力を持たせるためには体力がないといけない。
ま、当たり前といえば当たり前。わかりきってはいたものの・・・。


ということで、この連休2回もジムへ。

1年ぶり。


昔取った杵柄というものは大したもので同じウェイトがあがります。

が、筋肉痛が凄い。


そりゃまぁ去年の3月から行ってないんだからしかたがないか。



体重が70kgを超えると腰痛が出てくる体質なので、何とか70kgを切れるまで通います。

3kg減させないと・・・。

2008-01-13

『貸し込み 下』  黒木亮



下巻を読んで特にハラハラするという事はあまりなかった。そういう意味では黒木亮の作品としては今ひとつだったのかもしれないが、裁判の流れや手続き方法といったものはとても勉強になった。

というのも、今回の話の舞台は日本の銀行の普通の融資についてであったし、同業者の私としては裁判の部分以外はすべて日常的に自分がやっている仕事だから(ただし、現在は支店勤務ではないので非日常的かもしれないが・・・)。

そういう意味ではこの小説は私にとってはエンタテイメント性に欠けている。

エンタテイメント性にかけている分、何故このような問題が日本の銀行では起こるのかということを考えて読んでいた。

金融緩和が進む前の護送船団だった頃は、新しい市場や商品を開拓する事はできず、与えられたパイの中で金融機関がひしめきあっていた。

「規模でトップになろう」とか、「収益性でトップになろう」といったところで、総和は決まっていたのだから結局のところパイの奪い合いでしかそれを達成する事はできない

そういう状況で「過剰ノルマ」を与えられた銀行員たちは、新しいアイデアや商品を考えることもできないし、よそ(他行)にあるものをどうやって奪うかしか達成する方法がなかった。

そういう状況の中で出てきた問題がこの小説にこめられていると思う。


時代は変わって金融の規制緩和は進んだし、新しい法律もできて以前のような問題は今後は減少はするであろう(減少しなくてはいけないし)。

ところが規制でがんじがらめだった頃の弊害が未だに残っているのも事実だ。

現在の金融機関の職員の大半は護送船団時代をすごした人間である。新しいことを考えるということの必要性に迫られなかった人間たちだ。

この人間たちの特徴は、問題点が出てきても改善する方法を考えることができない。そのため、問題が発生した際はひたすら「隠す」という方法しか手の打ちようがないのだ。経営陣層にこういった人間が多いと思う。以前の不祥事がぼろぼろ出てくるというのはこのためだろう。

また、若手もそのような経営陣の姿を見て仕事を覚えていくわけだから、「解決策」や「改善策」ということを考えることができない。

そのため、いくらチェック機能を強化しようが相互牽制を行おうとしても、それが何故やられているのか解釈しようともせずにただ余分な仕事が増えたとしか考えないから金融機関の不祥事は減っていかないと思う。


本当に日本の銀行は思考回路が停止している部分が多い。

景気の上昇で金融機関は好決算が出ているといわれている。ただしそれはあくまでも景気という外回りがそうさせたもの。それぞれの組織で自助努力でできた好決算かといえばまだまだ不透明感が強い。


組織の思考回路が正常に回復するまで、金融機関の厳しい状況は変わらないと私は考えている。


追記

黒木亮氏のインタビューが社長TVに公開されています。
この作品を書くにいたった経緯や作家デビューのきっかけなどのインタビュー映像が見られます。
こちらもご覧ください。

2008-01-09

『貸し込み 上』  黒木亮




国際金融やエネルギー市場を舞台にしてきた黒木亮にしては珍しく、話題は国内の融資業務。

もちろん、主人公の現職はニューヨークのインベストメントバンカーではありますが。


話の舞台はバブル以前に銀行がめちゃめちゃやっていたその尻拭いをさせられている現代。


借り入れの契約書の代筆はあり、意思確認のない保証契約はあり、まして借り入れ本人は・・・。

当時の世の中では小説の話ではなく実際いくらでもあった話なのであろう。

普通預金の口数あわせで犬やネコの名前を使っていたなんてのはかわいい話だ(おっと、不謹慎でしたか)。


借り入れの意思なく、まして両建てで融資を実行された被害者の起こした裁判にインベストメントバンカーが巻き込まれ、裁判が進行していきこのままうまく収まるのか???


だけど、ここでうまく収まってしまっては小説として面白みに欠けてしまう。


これは「下巻」に期待せずにはいられません。

2008-01-04

『効率が10倍アップする 新・知的生産術-自分をグーグル化する方法-』  勝間和代



 現代は情報主義であり、情報が通貨以上の価値を持っている。

 情報の生かし方で、生産性、付加価値の量が決まってしまう。

 本書の冒頭で氏が述べていることであり、本書の最大の要点だ。

 また、こうも述べている。

 情報を持っていない人から情報を持っている人へ、お金が移動する仕組み。

 いかに情報を多く持ち、その情報をうまく生かすかが、経済的に強者になれるかというのが現代の仕組みだという。


 ところで、私などそうだが毎日新聞を読み、ネットでいろんなものを見て、本も読むよという割には、それ程情報を持っているという気はしない。本書にも書かれているが、一般人が日常生活で得る情報というものはそれ程大した量ではないようだ。

 ではどうしたら情報洪水の中に身を置けるのかという点について書かれているが、その中で特に目に留まったのは

Giveの5乗

 普段Give & Takeという言葉はよく言うが、そうではなくてひたすらGiveをするのがコツだという。

 人と会って会話をするにしても、こちら側が情報を取るばかりでは相手が疲れてしまうか飽きてしまう。

 ところが、自分から情報を出せば出すほど周囲から情報が得られるということだ。


 その方法の1つでまず手軽に始められるのが、今まさに書いているブログ。

 ブログでアウトプットすることで不特定多数にGiveができるし、自分が情報洪水の中から得た情報の信憑性の確認や整理も可能になる。

 そのため、ブログには積極的に書き込みをしようということが述べられている。


 これは確かにそのように思う。

 常々思っていたが、いざアウトプットしようとしても、インプットした半分もまともにアウトプットなどできてはいない。また、インプットした情報のすべてが信憑性があるとは限らないし、そもそも信憑性というものは、またほかで情報を得なくては確かめることができないわけだから、例えば10の情報を得て初めて7ぐらいの情報にしかならないことも多々ある。

 私の場合、情報が少ないのかそれとも情報の整理が悪いのかはわからないが、とにかくアウトプットは苦手だし下手だ。

 ブログを書こうにもいつもネタに困る。そして続かない。

 しかしいつも思う事は、書くこと、話すことのアウトプットによって自分の頭の中が整理されているのは間違いないと実感はしている。

 アウトプットする事はインプットしているときよりも苦痛が強い。しかしそれを超えることでインプット-アウトプットの効率がよくなるのだから、これは克服しなくてはいけない壁なのだろう。


 どんな些細なことでもいいから、もっと積極的にアウトプットすることを心がけていこうと思います。 

 

『勝つことのみが善である』 永田 洋光



宿澤広朗 運を支配した男』(加藤仁)に続き、元三井住友銀行専務執行役員だった宿澤広朗についてかかれたもの。


メガバンクで最前線の銀行員と、日本ラグビー協会で理事の2足の草鞋をこなした人。

日本を代表する組織でどちらを蔑ろにするわけでもなく、両方で最善を尽くした氏の人生は、目の前の仕事で目一杯の自分にとって学ばなくてはいけないことが多い。


座右の銘は本書の題名のとおり「勝つことのみが善である」だったそうだ。

そのモチベーションを保つことがなかなか困難な今の自分には強烈過ぎるハードワーカーだが、ハードワーカーだったからこそひきつけられたものが氏にはあったような気がする。


新年早々この本を読んだのは、今年は以前のようなハードワーカーに戻らなくてはいけないと示唆されているような気がしました。

2008-01-03

初売り


デパートの初売りへ。

もちろんバーゲン目当てであったわけだが、シャツとネクタイ売り場の人の多いこと。後靴売り場。

理由は簡単。

ほぼすべての人が奥様または加えて娘さんと来ている。

手に品を取るのはほとんど女の人で、肝心の男は声すらも発しない。

「おいおい、自分の着るものぐらい自分で選べないのか?」と、突っ込みのひとつも入れてみたくなる。


高島屋の三省堂では買いたい本がそろわなかったので、足を伸ばしてジュンク堂書店へ。さすが蔵書数の多さが自慢の書店だけあったすべてそろった。ただし、どこにでもある雑誌が一冊完売していたのには驚いたが。

ここ数ヶ月、全く本を買わなかったので、買いたい本が「これでもかっ!」というほど溜まっている。まとめて買ってみた。


写真はその時見かけた高島屋のイルミネーション。

イルミネーションはやっぱり見入ってしまいますね。

zenback