2008-02-24

『会社の品格』  小笹芳央




勤務しているサラリーマンが会社から得るものは報酬。

それは1つだけではなく2つある。


①金銭報酬

ある意味これは当然。いわずと知れた「給与」というやつですね。


それともう1つ。

②意味的報酬

これが重要。


サラリーマンは、自分の時間を会社に投資した「投資家」である。

投資家は投資したものを最大限にリターンを得ることを目的としているわけだから、この意味的報酬を真剣に経営者は考えなくてはいけない。


これは経営者はもちろんだけど、管理職、中間管理職、先輩。すべての人たちが考えなくてはいけない。


何も「慰安旅行をやってやるぞ、喜べ」というのが経営者のやることでは決してない。


一部の人からは、サラリーマン何だから自分の時間を提供して当たり前と思うかもしれないが、多くの人はそれ程自分の能力に自身を持っているわけではない。


だからこそ、会社が従業員にどんな意味をもたらすのかが重要だと思う。


それと同時に、自分は自分の時間投資に最大限のリターンが得られるような状況を自分で作っているかも考えないと。甘えているだけでは何も起こらないだろうし。


そして、自分も後輩に少しでも「意味的報酬」を与えているような存在にならないと。


それには自分がモチベーション高くやっていないといけないな。

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