2008-10-14

仕事は選ぶべきか

年明けにシステム移行が控えているため、毎日多忙。

休日出勤も終電に乗れなかったり・・・。


とある上司と先輩に言われたこと。

「あなたは多少面倒なことも頼めば要領よくやってくれるから頼みやすいんだよね」


それってやっぱり利用されているだけってこと?


そんなこと気にしている割には、傍から見ていて手際の悪い作業しているとついつい手が出てしまうし、かといって、現在は外為営業の身である以上、確かに直接的にはシステム移行は関係がないといえばそれまでだ。


要領よくやるだけの思考回路は使っているし、何より時間の浪費は計り知れない。

それを言い訳に本を読む時間もないとはいわないし、それが原因で本を読む時間がないのはそれは自分の気の持ち方一つであるのだが、しかし体力的にきついのは事実で往復の電車はひたすら眠るのみ。

この夏にフォトリーディングの講習を受けたが、これを身に着けるためにはそれだけの努力が必要で、体が覚えるまでにはそれだけの時間を使わなければならないし、集中力を持たせるためにも体力が必要。

このまま目の前のことに労力をすべて使っていては、数年後には全く使えない人材になっていることは間違いないと思う反面、目の前にあることを避けて通ることもできず、それが自分を鍛えているのだと思えてしまう。


巷あふれるビジネス書には、「他人に頼める仕事は頼め」と書いてあるが、ところが頼まれた仕事はどうしろということには触れられていない。

そして、入社10年目になるのに、同姓で自分よりしたの人間がいないため、その仕事を頼める人間もまたいない。


フォトリーディングで習った最大の収穫だと自分で考えているのは「目的をしっかりと持つこと」。


自分の仕事での目的をしっかりと持っていないから、断る仕事と請ける仕事を選ぶことができないのだろう。


仕事の目的を、少し考え直さなくてはいけない時期なのかな。

0 件のコメント:

zenback