2010-12-26

平成22年11月9日 真夜中にニューヨーク到着。

飛行機のDelayによりラガーディア空港到着は1時間遅れ、バッグクレームを終わらせたら日にちがかわって12月9日になっていた。さぁここからどうするか。夜中でもバスが動いているのは承知しているが何せ初めて乗るバスである。うまくたどり着ける保証がない。タクシーにするか迷うが、金額的なことを考えると断然バスの方がお得である。

空港の警備員にM60のバスストップの場所を確認し歩いていってみると結構な人たちが待っていた。これだけ人がいれば何とかなるなということでニューヨークで初めてのバス乗車である。

10分ちょっと待ってバスはすぐにやってきた。メトロカードに補充していないので現金で先払い。乗って走り出して気がついたが、ニューヨークのバスは日本のそれとは違い次の停留場のアナウンスが流れない。もちろん、電光掲示板もない。これには焦った。バスのルートはだいたい頭に入れてあったので、マンハッタンに入ってストリートをなんかし始めたところから窓の外に釘付け。交差点ごとの看板をとにかくにて乗り過ごさないようにしなくてはならない。

どうにか地下鉄の駅があるバスストップまでたどり着いた。この駅は前回ニューヨークに行ったときに使ったホテルの近くなのでよく常時使用した駅。ここまでくればもう安心である。ちなみにこの駅はCATHEDRAL PARKWAY。この駅上下線で入り口も違うのでご注意を。

地下鉄は終夜運転。バスを一緒におりた日系人の奥さんを連れたアメリカ人が話しかけてきて降りる駅に着いていろいろ教えてくれた。ニューヨーカーは意外に親切である。

地下鉄を降りてホテルまでは徒歩ですぐ。オーランドを出るときにチェックインが遅れることは伝えてあったのですんなり手続きは済んだ。が、フロントが開いていないため、明朝までパスポートを預からせろという。これはきわめて危険な賭けであったが、まぁなくなったらなくなったで何とかなるだろうと預けてしまった。ちなみに明朝、パスポートは無事に戻った。

余談であるが、日本では夜中の12:00をすぎても人と会えばとりあえず挨拶は「こんばんは」である。が、アメリカではGOOD MORNINGになるらしい。
夜間受付係に"GOOD EVENING"と伝えたところ、「おいおい、時計をいてみろよ。今1:00なんだから"GOOD MORNING"だ」といわれた。この辺りのユーモアたっぷりなところもニューヨークならではかもしれない。

2010-12-24

メリークリスマス

はじめに断っておきますが、無宗教です。ですが、大学はミッションスクールです。

Facebookのプロフィールには「宗教、哲学」を記入する欄があります。この辺り、日本で生まれたサービスではないなと感じます。

日本において宗教というものは、いいか悪いかは別としてファッションではないかと思います。12月にはクリスマスだといい、クリスマスを祝った人の多くが年始には神社へ初詣へ行く。ほかにもまだありますが、まぁやめておきましょう。これが本当の和洋折衷といったところでしょうか。


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先週末から引き続き、慌ただしかった今週もこれでおしまい、と思いきや、明日も出勤です。楽しみは、年が明けてからの代休と、それにかわる有給がとれることだけです(予定)。


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今日は明石家サンタの日です。観るか、ビデオに撮るか、決めかねています。

2010-12-23

思い出の名学坂

友人から下取ったロードバイクも今日が2回目。今回は母校の大学まで行ってみた。

瀬戸市内にあるキャンパスは「同じ瀬戸か?」と思わせる環境で、冬場は家が雨でも大学は雪、バスがあがれず休講なんてこともまれにあった。そんな山奥まで自転車でひとっ走り。

大学の真下までは順調に進めていったが、やはり名物である心臓破りの名学坂はそうは簡単に行かなかった。ダウンして途中歩いて上る。最初の上りだしが一番勾配がきついが、そこを乗り切れば再度自転車でもO.K.である。

本部が名古屋へ移転してしまった大学は休日のせいもあるが、静かなものであった。合宿のとき、夜中にカップラーメンを食べた自販機コーナーで水を飲み、目の前のキャンパスの写真を撮ってみた。クリスマスミサが近いからか、中からはパイプオルガンの音が聞こえてくる。練習でもしていたのかな。

久しぶりの母校探訪であったが、自転車のトレーニングにはもってこいの距離、時間、勾配である。


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MacBook Proと一緒に買ったエプソンのプリンタの梱包をあけて印刷してみた。

無線LANの接続がうまくいかず、結局USB接続で写真を数枚試し印刷。どうしてもラインが入る。もう少し試しに使ってみてだめなら電気屋に相談しなくてはいけない。どうも今まで数台のプリンタを購入したが、プリンタとは相性が悪いようだ。困ったものである。


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アメリカの旅行記がなかなか進まない。年の瀬だからかなにかと気をもむ案件が多く、なかなか落ち着かない。LAPTOPは新しくなったので操作は快適になったのだから、こまめにアップしていきたい。

2010-12-20

結局身の引き方がわからない人たち。

昨日(12/19)の日経新聞によれば、鳩山由起夫前首相は今期限りの政界引退を撤回し次期衆院選にも出馬するようだ。理由はよく覚えていない。

やめると言ったりやめないと言ったり、こんなに言ったことをすぐに覆すことができるのは芸能界と政界だけではないか?

鳩山氏が「やめるのをやめる」のは好きにしていただけばよいが(当然当選しなくてはいけないが)、彼に限らず国のトップを務めた人間が平の立場で何をやろうというのだろうか。

日本は大統領制ではないので首相の権限に限界があるとはいえ、これ以上にない仕事をやり終えていないということなのか、その後も国会議員を続けるケースばかりだ。

一度トップを経験した以上、どんどん退場していただかないと次から次へと人材を作っていかないと行けない世界では目詰まりを起こすだけだ。小泉氏は息子に地盤を譲ったとはいえ首相退任後の選挙で引退した。今回の鳩山氏のこのタイミングでの政界居残りは小沢氏擁護の陰が見え隠れするが、それを理由に国会議員になれない人間が1名いるのは不幸だろう。しばらくは民主党の代表は持ち回りでいきそうな気がする。

2010-12-12

平成22年11月8日 フロリダ最終日

この日をもってフロリダにお別れです。
次の土地へは19:49フライトだったので、最終日は都市部へドライブへ連れて行ってもらいました。


フロリダには3つのアウトレットがあり、日本でもおなじみチェルシーグループが運営する「プレミアムアウトレット」があります。
敷地内の印象は全く日本のままです。気がつかなければ「土岐にいるのか?」と錯覚を覚えます。


アウトレットでは、急に寒くなったフロリダで生活するホストの冬支度の買い物を。日本では既に冬物スーツを着ていていましたが、フロリダはつい先日までかなり暖かい(暑い)ようで、冬物の福野登場はかなり遅くてよい様子。おなじみGAPで冬物の買い物です。


私は私でこの後のフライトを快適に過ごすため、BOSSのnoise canceling headphoneを購入したく探しましたがここにはなし。結局3つのアウトレットを回って3つ目でようやく見つけることができました。


その途中でダウンタウンディズニーへ。ここでランチです。
ディズニーランドなんて中に入ったのは中学の修学旅行、会社の旅行でも入り口までいってそのまま違うところへ遊びにいってしまったぐらいですので縁のないところだと思っていましたが、ここは周辺地域全体がディズニーの関連のようです。といっても町中がミッキーだらけということはありませんが、シルクドソレイユの劇場があったりとディズニー満載です。


これ以外にもフロリダには全米でも大きい部類に入るコンベンションセンターと周辺のホテル群など、土地の人間ではないものが滞在するには興味をそそられるものがたくさんあります。コンベンションセンターと観光はいったい運営の考え方かもしれません。仕事の後もみるところがある。日本では出張ついでに他の目的を達成するのは叩かれますが、これが様々な地域から人を集める秘訣かも。何せ移動距離がハンパないアメリカのことですから、お父さんは仕事中に家族は遊ぶというのはありではないでしょうか。


2回目のアメリカ旅行。
これまでサンフランシスコとサンノゼ、ニューヨークにしかいったことがなかった私には、また違ったアメリカを感じたフロリダ3日間でした。

2010-12-09

平成22年11月7日 ケネディ宇宙センター(午後)

映画、アポロ13を観られた方は見覚えがある建物かもしれません。ロケットを発射する状態に組み立てている建物です。

午後は13:30スタートのバスツアー(有料)に参加しました。最終スタートのツアーでなぜこんなに早く最終になるのか不思議でなりませんでしたが、その理由はツアーに参加すればわかります。

バスはVISITOR COMPLEXから離れ、一般車はもちろん入ることができない道をすすみます。道中ガイドさんが解説をしてくれますがもちろん英語のため今ひとつどころか今ふたつもわかりません。バスは主だった施設の前で停車し降車して写真を撮影する時間を用意してくれます。


例えばここはスペースシャトルの発射を見物するためのスタンドが設置されている浜辺です。上の写真の組み立て施設が遠くに見えるのがわかりますか?ケネディ宇宙センターといってもこれだけの広さがあるのがお分かりいただけると思います。

別の方角には発射台が見えるわけですが、これだけの広さがあると、一体日本の種子島宇宙センターはどれだけの広さがあるのか、そもそも種子島はそんなに大きい島だったのかと考えてしまいます。

野外コースを終わると今度は施設見学です。こちらはアポロの管制室を移設したもの。当時は最新鋭だったかもしれないが、今となってはかなり機械的な印象を受けるコンピュータでした。

月面着陸は宇宙有人飛行を旧ソ連に先越されたアメリカとしては国の威信をかけたプロジェクトだったのでしょう。同時に、写真には写っていませんが、コンピュータのいすにはしっかりとIBMのスタッフジャンパーが掛かっていたことを考えると、IBMにとっても威信をかけた事業だったようです。


次の施設では実物大のロケットとアポロ12号の展示があります。月面着陸した際の月の石が展示してあります。これは大阪万博でも展示されていたようです。

次の日の大学見学でも感じたことですが、アメリカは国家プロジェクトを余すことなく大々的に一般に公開していると思います。日本は税金を使った事業だから公開しないわけには行かないという程度に入場料も安く細々とといった印象ですが、アメリカはそうではありません。国家事業を一般に公開することで、国の力を国民に見せつけそれを誇りに思わせるところがあるのかなと思います。また、これだけの技術を結集するには、純粋に企業間の競争によって技術を集めないと不可能でしょう。日本のようにやれ入札だ随時契約だといったことをやっていては、とても追いつかないのではないでしょうか。


これだけの科学を結集するには広大な敷地が必要です。そしてそこには自然があります。最先端の科学の集積地に、野生のワニが。このギャップも国土の大きさを感じる場面でした。

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