2008-01-29

『成功のコンセプト』  三木谷浩史




  • 常に改善、常に全身
改善をすればスピードも得られると思う。
      成功しているときこそ自分を否定する。
       →やっぱり甘えが出ていると思う。
  • Professionalismの徹底
仕事は自分のためにするもの。
       →頭ではわかっている。そうしてきたつもりもある。
        それでも、一部の人間による社会に後ろめたい
        思いをしなくてはいけないような状況を作られる
        と意気消沈するのもまた事実。
        だけどこれも甘えか?
  • 仮説→実行→検証→仕組化
仕事は覚えるものではなく、仕事は考えるもの。
        →そのとおりだと思う。

  • 顧客満足の最大化
サービス業は当然のこと。
      顧客のない仕事はないのだから、すべての業種はこれが当てはまる。

  • スピード!!スピード!!スピード!!
もちろんスピードは求めたい。
      そのために、常に改善をするのだから。
      しかし今日もそうであったが、
      端末から出したデータをCSVに変換することもできなければ、
      その端末にExcelも入っていない。
      ネットにもつながっていない。
      結局そのデータを電卓で集計しなくてはいけないような状況では、
      頭の中のスピードと体の動きがアンバランスすぎて、そこのところの気持ちを
      落ち着かせるだけで疲労困憊してしまう。


なるほどなと思う部分と、既にそうしていたという部分と両方ある。

ところが、「既にそうしていた」という部分で最近は非常に風当たりが強い。

そんな強風にも揺るがない精神力を養いたい。

2008-01-25

モチベーションのセルフマネジメント

このブログを読んでいたら・・・


  • ポジティブな環境に身をおく。
  • 目標を明確にもつ。
  • 平常心を保つ。


ネガティブな環境に身をおいていると、ホントにネガティブになる。

というか、既に腐りかけているに近いかも。


でも、それでも平常心を保てる人がやはり優秀な人。

周りに流されないようにしないと。

2008-01-23

『余命1ヶ月の花嫁』  TBSイブニング・ファイブ編




彼の「何やっているの?」という問いに、

「生きてる」

と答えたら、普通ならばふざけているとしか思えないのは当然。


末期癌の人にとって、生きているのは普通のことではないんだ。

だけどこれは24歳という若さだから出てくる言葉だ。


私の祖父が末期がんだが、最後にそういうだろうか。

80歳も後半に入った祖父はびっくりするほど頭の回転が速く、未だに証券会社とまともに電話で話している。

ある意味「浴」はまだまだ衰えていない。

痛みが出始めたため告知をしたようだが、恐らく意識があるうちは何食わぬ顔で証券会社の人間と話をしているんだろう。

それは24歳の女の子が「生きている」といったことと何か違うのか。


ある程度やるべき事はやってしまったという状況から今までと同じことをやり続けて最期を迎えるのか、まだまだあれもしたかったこれもしたかったと思い、「生きている」ので精一杯と思いながら最期を迎えるのか。


今自分がこの状況だったらどちらだろう。

今の自分がそんな状況の「たられば」を考えても、失礼な言い方かもしれないが「時間の無駄」だろう。そんな状況の人たちに対して失礼だ。


身震いがした1冊だった。

『日暮れてこそ』  江上剛



江上剛の本、ということで読むと、この本は変化球だ。

ミッドライフクライシス、中年の危機。


うーん、実感がわかない。

2008-01-22

アマゾンのおすすめは凄い

以前にCD屋で気になっていたけど買いそびれて依頼ずっと探していたCDが、アマゾンのおすすめ商品に出てきた。

どんぴしゃ。




気になっていたのはジャケットだったけど、中身もやっぱり凄かった。

2008-01-20

THE BLUE HEARTSコピー

11月以来のライブやってきました。

場所はいつものトーラス


初めて自分のバンド以外で出ましたが、他のメンバーは百戦錬磨だけあって足引っ張ってしまった。

ベースがたがた・・・。


でも、今回初めてユニゾンだけどコーラスを担当。スコアが見つからなかったから耳コピも初。

やっぱ歌うのも楽しいもんだ。


さぁ、次はいよいよ自分の新バンドが始動だ。

2008-01-19

『ウェブ時代をゆく-いかに働き、いかに学ぶか』  梅田望夫




私にとっての結論は、やっぱり「勤勉の継続」しかないということ。

ただ、その勤勉の方法があっているのかがいつも不安になる。それと、その勉強があっているのかと。

自分の仕事は新しい世界ではなく、相当に古い世界の仕事。新しい世界の勉強をしてはたして役に立つのか。

仕事にウェブリテラシーなんて持ち込む隙間は全くなし。そもそもPCがない。

なので、新しい世界の方法で古い世界の仕事をの勉強をしてインプットしても、アウトプットは古い世界の方法で行わなくてはいけないから、そのギャップに相当疲れる。

そういう状況なので、インプットは恐らく高速道路を走っているのだろうが、アウトプットはその状況だから渋滞につかまった感がどうしてもある。

ただ、それは本当の渋滞なのか、それともこの仕事でこのアウトプット方法であるからただ単に目詰まりしているだけなのか。


これを解決するためにはどうしたらいいのかが現在の悩みの種。


in the right place at the right time

というように、場所を変えるときなのか。

「小さな会社で働き、少しでもいい場所に移ろう。」

といわれても、既に中途半端に大きい会社で働いてしまっているので出られない体質になってしまっているかも。

2008-01-18

『Hello, CEO.』  幸田真音



この域に達したと思うところまで、サラリーマンをやってやろうじゃないか。

2008-01-16

『絆』  江上剛



この頃自分は学生だった。

話には聞くが、本当に銀行はこんなだったのだろうか。

2008-01-14

久しぶりにジムへ



集中力を持たせるためには体力がないといけない。
ま、当たり前といえば当たり前。わかりきってはいたものの・・・。


ということで、この連休2回もジムへ。

1年ぶり。


昔取った杵柄というものは大したもので同じウェイトがあがります。

が、筋肉痛が凄い。


そりゃまぁ去年の3月から行ってないんだからしかたがないか。



体重が70kgを超えると腰痛が出てくる体質なので、何とか70kgを切れるまで通います。

3kg減させないと・・・。

2008-01-13

『貸し込み 下』  黒木亮



下巻を読んで特にハラハラするという事はあまりなかった。そういう意味では黒木亮の作品としては今ひとつだったのかもしれないが、裁判の流れや手続き方法といったものはとても勉強になった。

というのも、今回の話の舞台は日本の銀行の普通の融資についてであったし、同業者の私としては裁判の部分以外はすべて日常的に自分がやっている仕事だから(ただし、現在は支店勤務ではないので非日常的かもしれないが・・・)。

そういう意味ではこの小説は私にとってはエンタテイメント性に欠けている。

エンタテイメント性にかけている分、何故このような問題が日本の銀行では起こるのかということを考えて読んでいた。

金融緩和が進む前の護送船団だった頃は、新しい市場や商品を開拓する事はできず、与えられたパイの中で金融機関がひしめきあっていた。

「規模でトップになろう」とか、「収益性でトップになろう」といったところで、総和は決まっていたのだから結局のところパイの奪い合いでしかそれを達成する事はできない

そういう状況で「過剰ノルマ」を与えられた銀行員たちは、新しいアイデアや商品を考えることもできないし、よそ(他行)にあるものをどうやって奪うかしか達成する方法がなかった。

そういう状況の中で出てきた問題がこの小説にこめられていると思う。


時代は変わって金融の規制緩和は進んだし、新しい法律もできて以前のような問題は今後は減少はするであろう(減少しなくてはいけないし)。

ところが規制でがんじがらめだった頃の弊害が未だに残っているのも事実だ。

現在の金融機関の職員の大半は護送船団時代をすごした人間である。新しいことを考えるということの必要性に迫られなかった人間たちだ。

この人間たちの特徴は、問題点が出てきても改善する方法を考えることができない。そのため、問題が発生した際はひたすら「隠す」という方法しか手の打ちようがないのだ。経営陣層にこういった人間が多いと思う。以前の不祥事がぼろぼろ出てくるというのはこのためだろう。

また、若手もそのような経営陣の姿を見て仕事を覚えていくわけだから、「解決策」や「改善策」ということを考えることができない。

そのため、いくらチェック機能を強化しようが相互牽制を行おうとしても、それが何故やられているのか解釈しようともせずにただ余分な仕事が増えたとしか考えないから金融機関の不祥事は減っていかないと思う。


本当に日本の銀行は思考回路が停止している部分が多い。

景気の上昇で金融機関は好決算が出ているといわれている。ただしそれはあくまでも景気という外回りがそうさせたもの。それぞれの組織で自助努力でできた好決算かといえばまだまだ不透明感が強い。


組織の思考回路が正常に回復するまで、金融機関の厳しい状況は変わらないと私は考えている。


追記

黒木亮氏のインタビューが社長TVに公開されています。
この作品を書くにいたった経緯や作家デビューのきっかけなどのインタビュー映像が見られます。
こちらもご覧ください。

2008-01-09

『貸し込み 上』  黒木亮




国際金融やエネルギー市場を舞台にしてきた黒木亮にしては珍しく、話題は国内の融資業務。

もちろん、主人公の現職はニューヨークのインベストメントバンカーではありますが。


話の舞台はバブル以前に銀行がめちゃめちゃやっていたその尻拭いをさせられている現代。


借り入れの契約書の代筆はあり、意思確認のない保証契約はあり、まして借り入れ本人は・・・。

当時の世の中では小説の話ではなく実際いくらでもあった話なのであろう。

普通預金の口数あわせで犬やネコの名前を使っていたなんてのはかわいい話だ(おっと、不謹慎でしたか)。


借り入れの意思なく、まして両建てで融資を実行された被害者の起こした裁判にインベストメントバンカーが巻き込まれ、裁判が進行していきこのままうまく収まるのか???


だけど、ここでうまく収まってしまっては小説として面白みに欠けてしまう。


これは「下巻」に期待せずにはいられません。

2008-01-04

『効率が10倍アップする 新・知的生産術-自分をグーグル化する方法-』  勝間和代



 現代は情報主義であり、情報が通貨以上の価値を持っている。

 情報の生かし方で、生産性、付加価値の量が決まってしまう。

 本書の冒頭で氏が述べていることであり、本書の最大の要点だ。

 また、こうも述べている。

 情報を持っていない人から情報を持っている人へ、お金が移動する仕組み。

 いかに情報を多く持ち、その情報をうまく生かすかが、経済的に強者になれるかというのが現代の仕組みだという。


 ところで、私などそうだが毎日新聞を読み、ネットでいろんなものを見て、本も読むよという割には、それ程情報を持っているという気はしない。本書にも書かれているが、一般人が日常生活で得る情報というものはそれ程大した量ではないようだ。

 ではどうしたら情報洪水の中に身を置けるのかという点について書かれているが、その中で特に目に留まったのは

Giveの5乗

 普段Give & Takeという言葉はよく言うが、そうではなくてひたすらGiveをするのがコツだという。

 人と会って会話をするにしても、こちら側が情報を取るばかりでは相手が疲れてしまうか飽きてしまう。

 ところが、自分から情報を出せば出すほど周囲から情報が得られるということだ。


 その方法の1つでまず手軽に始められるのが、今まさに書いているブログ。

 ブログでアウトプットすることで不特定多数にGiveができるし、自分が情報洪水の中から得た情報の信憑性の確認や整理も可能になる。

 そのため、ブログには積極的に書き込みをしようということが述べられている。


 これは確かにそのように思う。

 常々思っていたが、いざアウトプットしようとしても、インプットした半分もまともにアウトプットなどできてはいない。また、インプットした情報のすべてが信憑性があるとは限らないし、そもそも信憑性というものは、またほかで情報を得なくては確かめることができないわけだから、例えば10の情報を得て初めて7ぐらいの情報にしかならないことも多々ある。

 私の場合、情報が少ないのかそれとも情報の整理が悪いのかはわからないが、とにかくアウトプットは苦手だし下手だ。

 ブログを書こうにもいつもネタに困る。そして続かない。

 しかしいつも思う事は、書くこと、話すことのアウトプットによって自分の頭の中が整理されているのは間違いないと実感はしている。

 アウトプットする事はインプットしているときよりも苦痛が強い。しかしそれを超えることでインプット-アウトプットの効率がよくなるのだから、これは克服しなくてはいけない壁なのだろう。


 どんな些細なことでもいいから、もっと積極的にアウトプットすることを心がけていこうと思います。 

 

『勝つことのみが善である』 永田 洋光



宿澤広朗 運を支配した男』(加藤仁)に続き、元三井住友銀行専務執行役員だった宿澤広朗についてかかれたもの。


メガバンクで最前線の銀行員と、日本ラグビー協会で理事の2足の草鞋をこなした人。

日本を代表する組織でどちらを蔑ろにするわけでもなく、両方で最善を尽くした氏の人生は、目の前の仕事で目一杯の自分にとって学ばなくてはいけないことが多い。


座右の銘は本書の題名のとおり「勝つことのみが善である」だったそうだ。

そのモチベーションを保つことがなかなか困難な今の自分には強烈過ぎるハードワーカーだが、ハードワーカーだったからこそひきつけられたものが氏にはあったような気がする。


新年早々この本を読んだのは、今年は以前のようなハードワーカーに戻らなくてはいけないと示唆されているような気がしました。

2008-01-03

初売り


デパートの初売りへ。

もちろんバーゲン目当てであったわけだが、シャツとネクタイ売り場の人の多いこと。後靴売り場。

理由は簡単。

ほぼすべての人が奥様または加えて娘さんと来ている。

手に品を取るのはほとんど女の人で、肝心の男は声すらも発しない。

「おいおい、自分の着るものぐらい自分で選べないのか?」と、突っ込みのひとつも入れてみたくなる。


高島屋の三省堂では買いたい本がそろわなかったので、足を伸ばしてジュンク堂書店へ。さすが蔵書数の多さが自慢の書店だけあったすべてそろった。ただし、どこにでもある雑誌が一冊完売していたのには驚いたが。

ここ数ヶ月、全く本を買わなかったので、買いたい本が「これでもかっ!」というほど溜まっている。まとめて買ってみた。


写真はその時見かけた高島屋のイルミネーション。

イルミネーションはやっぱり見入ってしまいますね。

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