2010-01-06

やはり整理整頓は大切だ。

古田敦也氏は「2年前の資料はばっさり捨てる」そうです。

過去の成功体験がその後もずっと通用するかといえば、しない。野球のように相手があれば、当然相手も失敗から学びもするし、経験も積んでくるからいつまでも通用するわけではない。最初のうちはゴジラ松井も攻略できていたけどそのうちできなくなったそうだし、阪神大震災のときの日本シリーズで一郎と対戦したときも、始めは撃ち取れていたけど最後はホームランを打たれたそうです。

最近の若手選手の情報量は半端でなく、かなりな知識を持って高卒ルーキーなんかも入団してくるらしい。でも、経験がないため頭でっかちになって「それはできない」ということを簡単に言ってしまって「ドンッ」と行くことができない。


仕事でも、過去にうまくいった案件の資料なんかかなりとってあったけど、それはもう見ずに仕事を進められるし、第一見返さない。また資料ばかりが多くなって雑然とした棚を見る方が精神的にもつらいので、年明けの大掃除で一気に捨てました。本も同じで仕事で役立ったものや思い出に残っている小説など、すべての本をとっていましたが、2年ほど前からは定期的にブックオフにもって行くことにしています。やっぱり知らないところで昔の資料や本を眺めて「あの時はうまくいったのにな」って思ってしまうんですよね。本をブックオフにもって行き始めた頃は過去の出来事がウザクなってとにかく捨てたかったというのがきっかけですが、物の整理をすることで精神的にも整理がついているような気に途中でなってきました。


情報の棚卸はやっぱり大切なようです。それが「2年前の資料はばっさり捨てる」ことだと思います。もちろん、普遍的で忘れていけない基礎的な本はいつまでも役に立つので持っていますが、それ以外のものはどんどん処分していく。取捨選択が上手になったとき、ワンステップ上にいけるようになった時なのかもしれません。




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