2010-01-03

正月休暇終了、明日から再始動

金融機関職員にとって今回のカレンダーは最悪なパターンで、休み明けいきなりフル稼働というかなりタイトな連休明けとなる。その後再度3連休が控えているとはいえ、昨年は2回あった5連休に比べればかなりあっという間だ。営業店にいれば明日は営業担当は初詣に行って新年気分を味わうのであろうが、本部職員には無縁のもので、年始なんてものは関係なく、問答無用で月初の報告書の作成が待ち構えている。おとそ気分なんてものはありえないのだ。

考えてみれば、会社で初詣に行くなんてなんて家族的な話なんだろう。ではアメリカの人たちがクリスマスに会社の人と礼拝に行くのかといったらそんなことは絶対にないに違いない(もちろん、未確認)。自分は営業店の営業担当者時代、初詣に行くなら休暇にしてくれといっていた輩だが、ここで人間関係を主体に説得に入る上司には辟易とした。もちろん言っていることは第一に理解しているのだから、もう少し他の説得方法はないものなのだろうか。「そんなこと言わずに、熱田神宮で宮きしめん食べようよ(かなり地元ネタ)」といってもらった方がまだ気が傾くものだ。

この本には、本題ではないが「経済的合理性」という言葉がよく出てきて、それだけでは図れないものがあるということが話題になっているが、経済合理性を追求する営利企業の人間関係も経済合理性で図れないものがあるのはなんとも皮肉な話である。

さて、私は月初の報告書作成において、経済合理性を追求するために予算を立ててシステム会社へ顧社別報告書の作成をシステム化するか(労力の解消)、はたまた自ら書店でEXCEL VBAの本を買ってきてマクロのお勉強をするのか(単純に予算をケチるか、会社の判断としてはこちらが可能性大)、早速来週検討しなくてはいけない。


明日の朝は歩いて15分の本社へトップの年頭所感を聞きに行き(ものの15分)、その後1時間掛けて名古屋へ出向くわけだが、これまた名古屋で始業時間を迎えた方が時間は効率的に使えるのだがあくまで年頭所感を聞かなくてはならぬという、経済的合理性では片付けられない1年のスタートを迎えなくてはならない。労働時間を使って名古屋へ行くか、はたまた自分の時間で名古屋へ行って労働時間は名古屋で迎えるのか。会社を主体に考えるか自分を主体で考えるかで答えはまっさかさまになるが、今年はこのあたりのバランス感覚を少し意識して明日会社へ行ってみることにしよう。

0 件のコメント:

zenback