社外のセミナーというものに参加するのは初めてだったのですが、目的は以下のとおり。
- 資産運用の方法を確認すること(普段、本で情報は仕入れているため、解釈を間違えていないか確認したかった)
- 生命保険については全く無知のため(一応、加入はしているが)、そもそも保険て何かを知りたかった。
に加えて、
- プレゼンをやる機会も見る機会も少ないため、プロのプレゼンを見て参考にしたかった
- プレゼンタのお二人のキャリアに対する考え方を聞きたかった
の合計4つです。
資産運用の方は内藤忍さんです。
著書を3冊ほど読んでいましたし、ブログやツイッターも読んでいるので、内藤の主張は概ね理解しているつもりでした。個別株取引やFXで失敗していた私としては、ちょっと前からインデックスへ積立投資を行っていますが、途中で内藤さんの本を読み、「あ、これでいいんだ」と思っていました。今回のセミナーに参加して改めてインデックスの積立で気長にやっていけばいいんだということが確認できました。
私の年齢になってくると、将来的に家をどうしようかというのが真剣な悩みどころになってきます。60歳までに1億円つくる術―25歳ゼロ、30歳100万、40歳600万から始める (幻冬舎新書)
さて、問題は生命保険のほう。新入職員のときに、外交員のおばちゃんのしつこさに押され分けもわからず加入してしまった保険があります。一体保険とはなんなのか。
まず思い知らされたのは、保険は「買う」もので、保険料は「コスト」ということ。そして生命保険の保険料の仕組みです。支払っている保険料の相当部分が自分への保証に対してではなく、保険会社の経費となっているんですね。保険は昔からの体質で運営されているので、経済成長が低くなった今の時代にはそぐわない点があること、予定利率という言葉は使われませんでしたが、途中の契約変更で運用利率の悪いものに変更させられている点など、驚きの話が一杯でした。
まずは自分の保険内容を確認して、見直しを行う必要がありそうです。
保険の方を担当された岩瀬大輔さんは、お名前は知っていましたが、著書を読んだりということは全くなく、予備知識なしでの徴候となりましたが、これから本で見たいと思います。
お二人のキャリア形成のお話も今後参考にしたいと思います。
- 岩瀬さんは本を書かれていますが、詳しくなってから書くのではなく、書いてから詳しくなった。書くことで情報が集まってくるようになる。
- アイデアに差はない。やったかやってないか。
- 迷ったらやったもん勝ち。受身で待たない。
- 競争のないところでやる。
- 自分から会社を引いたら何が残るか。
働く人は①経営者、②スペシャリスト、③コモディティに分けられるとのお話がありました。自分は完全にコモディティ。これをスペシャリストに代えなくてはいけません。今自分がやっていることを極める。専門性を早くつけなくてはいけないなというのが実感です。
セミナーのタイトルは頭に「20代、30代のための」とついていました。30代前半ですが、すぐに30代も終わってしまいそうです。すぐにでも、コモディティを脱却するよう、考えなくてはいけません。
懇親会では内藤さんの前でいろいろとお話を聞くことができました。また、参加された方から刺激を受けたことも大変多かったです。コモディティ化は会社のなかで井の中の蛙をやっているとなりやすいように思います。やはり外の方々とお会いしたりお話を聞いたりすることで、今の自分の価値を確認することは必要です。それがわかっただけでも今回のセミナーに参加してよかったと思います。
2 件のコメント:
僕の場合は、家は中古マンションを購入。
元は、会社から歩いていける範囲の賃貸に住んでいたんだけど、子供が出来て手狭になったので引っ越しを考えていたら、中区だと凄い割高で・・・結局最低20年住めば中古マンションを購入した方が、総支払額も少ないと判断したからです。
保険は、結婚前に見直しをしました。
今は終身保険と医療保険、年金保険をそれぞれ分けて加入しています。
ちなみに、20年くらい前に終身保険に入っていれば、新たに入り直すよりも利率が高いので、よく証券を見て判断して下さい。
私も家は中古マンションはです。ただ、住民の流動性を考えると、都心が望ましいのですが、予算が許すかどうか。
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