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2007-06-03
『かもめが翔んだ日』 江副浩正
前半は『リクルートのDNA』と同じ内容。
後半は、リクルート株をダイエーに譲渡した際のいきさつについて。
江副=リクルートのようなもので、リクルート創業から会長退任までのことについては『リクルートのDNA』で既に読んでいた。経営危機に直面した起業は往々にして創業時の社訓を覆して荒療治的に建て直しを図るが、リクルートの場合は「自ら機会を創出し、自らを変えよ」を今でも踏襲していて、なるほど今でもこれだけOBの経営者が羽ばたいているのが納得できる。
リクルート株の譲渡については、会長退任後の江副さんのリクルートとの関わり方、その後のリクルートの考え方について。
批判的な人からは院政を行っていたと捕らえられるかもしれないが、創業オーナーであるわけだからそれだけ影響も大きかったのだろう。
それだけ影響が大きかった人間が株式の譲渡で完全にリクルートから関係が切れてもリクルートが存続し続けたのは、やはり社訓が大きいと思う。
サラリーマンは得てして「長いものに巻かれろ」が現実であるけど、「自ら機会を創出し、自らを変えよ」を会社内で本当に実践できる環境が整っていたからこそ、経営者が変わり、創業時のメンバーがいなくなり、オーナーが変わってもこれだけの会社でいられ続けられるのではないか。
唯一残念というか、もちろんまだ著書にできる団塊ではないのかもしれないが、何故リクルートコスモス事件が起こってしまったのか、国策捜査といわれるようなことが起こったのかについては触れられていない(触れないとも言っている)。
そのときの江副さんがなにを考えていたかについて、大変興味がある。
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