2007-06-03

『バイアウト』 幸田真音




会社は誰のものかという議論は、今のところそれぞれの立場の主張だけで結局のところの結論はまだないような気がしている。

それ以前に、従業員はその立場、株主はその立場、利用者はその立場を、それぞれの立場が一体何なのかを整理しきれていないからではないか。

とはいっても、従業員には労働による自己実現の問題と家庭を養っていくという問題、株主には会社の所有者であると同時に、資産の増加という問題など、ある側面だけを考えるわけにはいかないから難しいのだが。

これは私が会社法上の会社ではなく、共同出資の法人で最高決定機関も総代会という、資本主義の世界からするとどこか曖昧な組織に属しているせいかもしれないが。


自分は自分の勤める会社の出資者でもあるが総代会に出席することもできないし、少なくとも自分の労働に対する考え方だけでもしっかりとしていたいと思う。
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