2012-01-03

2011年の運用成績

毎年恒例、年末現在の投資信託状況を確認してみた。私の資産のポートフォリを葉大きく2分していてそれは預金と投資信託である。そのうち、投資信託は4つを所有している。

  1. バランス型(積立)
  2. 世界国債ファンド(単発購入1回)
  3. 新興国株式INDEX(積立)
  4. グローバル株式INDEX(積立)
  5. 日経225連動
現在の相場状況から予想はしていたが、全てがマイナス成績であった。特に225連動もののマイナスが予想以上に大きい。10,000円以下でしばらく購入できていたので最近の8,000円台でもそれほど痛手はないかと考えていたが甘かった。新興国INDEXの倍、G株式の5倍のマイナスである。急速な円高のためこれらの方がマイナスが大きいと考えていたが、これも予想を反した。
元々年に数回しか状況確認をしないため、震災後に数ヶ月MRFの残高が不足になり購入できない時期があったのも影響しているのかもしれない。



次に、資産内訳を見てみよう。


  1. 赤 :国内株式
  2. 橙 :先進国株式
  3. 黄 :新興国株式
  4. 水色:国内債券
  5. 青 :先進国債券
  6. 緑 :国内REIT(2%)
  7. 薄緑:海外REIT(2%)

新興国株式以外はバランス型と並行購入になり、REITはバランス型のみである。

全体として株式の依存度が高く、特に国内株式の依存度が大きい。これは225を積み立てていることに加え、バランス型の国内株式の購入比率が高いためである。昨年の運用成績が大きくマイナスしたのも頷ける内容だ。ポートフォリオのうち、株式だけで全体の71%を占めることになる。

今すぐいるお金で運用しているわけではないのでマイナスで構わないうえ、長期的には相場は必ず上昇するという過去の流れをみれば今すぐ手を打つ必要はない。場が悪いうちに口数を多く購入できるというメリットを享受しているという見方も考えようによってはできる。ただ、昨今の金相場の高騰や原油価格などを考えると、コモディティが全くないというのは些かアンバランスかもしれない。

金相場は既にかなり高騰していると考えると、今すぐ株式からのリバランスはリスクが大きい。株式の積立金額を若干減少させ、その分をコモディティとREITへ振り分けるのは検討の余地がありそうだ。

あともう1点。投信を分散購入しているのにあえてバランス型を購入する必要があるのかという問題もある。現在のバランス型はコモディティはカバーしていないもののREITは投資対象になっているので自身で購入していないREITをカバーしてくれてはいるが、バランス型の積立金額のウェイトは結構大きく、また株式と債券中心の投資内容となると現在自ら購入している投信と差がなくなる。この分についても検討しなくてはなさそうだ。

以前は個別株を購入したり、FXをやったりもしていたが、やり始めるとそちらばかりに時間が取られ、その割に利回りが確保できないのでやめてしまった経緯がある。証券会社から送られてくるメールで投信積立による分散投資を知り、また内藤忍さん(当時マネックス証券)の影響から投資を始めてみたが、あまりにも「やりっ放し」感が強くなっているのでもう少し相場にも気をかける必要がある。

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