2010-06-01

グリーンゾーン

ハートロッカーに続く、アメリカのイラン戦争をテーマにした作品。大量破壊兵器の発見、壊滅に動く米兵の活動が、実はCIAや国防総省の覇権争いに巻き込まれていく。

人間は世界平和をうたいながら、実は自分の地位も確立していくもの。それはそれでよいが、その地位確立のために、最前線で働く兵士の命の犠牲もいとわないところが、いかにもアメリカトップらしいやり方のように思う(失礼っ!)。また、そのためにマスコミを利用し、利用されるマスコミもいる。マスコミの情報ソースを確認しないのは日本の平和ボケだけかと思っていたが、意外にアメリカでもあるのか。

それにしても、アメリカはイラクで一体何がやりたくて、最終的にどうしたかったのか。改めてわからなかった。

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