2013-04-08

融資案件を4つに分類して遅滞なく進める。

本業であるにも関わらず、忙しさにかまけて後回しになってしまう融資案件。特に自分が取り扱ったことがないような案件の場合はどうしてもそうなりがちです。例えば以下のように分類してみたらどうでしょう。

①やりたくないけど、やらなきゃいけない。


・時間がかかる
・お客が急いでいる。
・とにかくすぐに相談し、結論を出す。
・時間をなくして、お客にカードを持たせ  ないようにする。こちらのペースで。
②やりたいし、やれる。

・時間をかけずにパッと申込みをもらう。
・余裕を持って前もって準備し、実行。
・さっさと片付けて、次の案件へ。
・月中平算を考える。
③やりたくないし、やれない。

・時間をかけずに、謝絶の承認を得る。
・お客に期待を持たせないよう、すぐに断りにいく。
・謝絶が遅れて「やらなきゃいけない」状況にしない。
④やりたいけど、やれない。

・常に「やりたいリスト」に入れておく。
・頻繁に顔を出し、タイミングを察知する。
・「やりたい」雰囲気をお客に悟られないようにする。

横軸に「やりたい度合い」。
縦軸に「やらなきゃいけない度合い」。
という風にみてください。



①:「どのみちやらなきゃいけない」ということで、後回しにしない。
  必要以上に期待を持たせてはいけないが、必要な情報は毅然と得ること。


②:やれる案件をすぐやれるように、情報を常に得ておく。
  事前→内伺→申込みをリズムよく。
  時間に余裕をもって申請する。

③:結論を早く出すこと。
  その上で①になるならばすぐに取りかかること。
  時間的要因で①にしないこと。

④:いつ②へいくことができるか。
  頼むだけでは②へはいかない。
  どうすれば②へいくか、熟慮すること。
  ②へいっても慌てなくていいように、常時準備しておくこと。


と、こんな風にいけば最初からやっているのですが、そうは問屋が卸しません。でも、これが頭にないと、全部の案件が「①やりたくないけど、やらなきゃいけない」になってしまいます。それを防止するためにも、案件にはある程度分類をして、早めに手離れできるものはよくも悪くも結論を出すようにしましょう。

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