2011-10-19

『入社1年目の教科書』 岩瀬大輔


いきなり50の指針をすべて実践しろと言われてもそれはできないし、そもそも50個も頭に入らない。今の自分にとって必要なもの、今現在実践しているものをピックアップしてみた。


  • 「何のために」で世界が変わる
自分で担当しているものは締め切りをプライオリティに考える。他人から依頼されたものは締め切りとその目的を確認して理解してから実施する。
  • 仕事は復習がすべて
最近は仕事の終わりに今日やったこと、やれなかったことをメモし、明日の仕事のプライオリティを考え手帳に記入するようにしている。別に、文章で日記を書いて気持ちを整理する。

  • 頼まれなくても議事録を書け 

案件に対するちょっとした会話等はすべて手帳に記入している。それも復習の時に生かす。ただ、本書では時系列に書くなとなっているが、交渉経過が重要になることが多いため、時系列は心がけている。

  •  朝のあいさつはハキハキと
必ずすれ違う人には大きな声で「おはようございます」をいう。帰りはなかなかすれ違うことが少ないため、「お先に失礼します」が聞こえたらとにかく大きな声で「お疲れさまでした」を言う。

  • 仕事は根回し 


幸いにして本部昨日がある建物で働いているため、審査部門への根回しは物理的に容易にできる。朝コーヒーを飲む時、休憩時のタバココーナーで近く回す案件や疑問点について質問して案件時に知らぬ間に備える形になっている。

  • 仕事は盗んで、真似るもの 

自分で本を読んで学ぶことも多いが、実践でどうするかは誰かがやったものをみて真似るのが一番はやい。

  • 情報は原点に当たれ 

金融関係は法律に基づく取引が多いため、ネットや本で調べるだけでなく関連法令も押さえておく必要がある。これがあるかないかで説得力はものすごく変化する。

  • 仕事は総力戦 
本書でもたびたびでてくる「50点でかまわないから早く出せ」は実践している。立て込んだ案件は稟議書にする前に相談書で概要をみんなに話、アドバイスをもらうようにしている。これがあるだけで自分の中での稟議書の方向性が示せてスピーディに仕事ができる。

  • 本を速読するな
以前は早くたくさんの情報を仕入れるため速読セミナーにも参加したことがあったが、私自身どちらかというと丁寧に読んでメモしながら理解していく方が性に合っている気がしている。「古典を読んで理解でいなかったら自分がばかだと思いなさい」とあるが、ばかが直るまで理解できるような読み方をしたい。

  • ファイリングしない・ブクマもしない
これを読んで早速ファイルを整理した。事務連絡等をファイリングすることが目的になっていたことがよくわかった。ファイリングしても読まない事務連絡は全て破棄。どうしても必要な数点のみファイリング。それ以外のものはだいたいどこをみればよいのかは意外とわかっているものである。あわせてやっていきたいのは、使えると思った情報をメモに残すこと。これをやればさらにファイルの整理ができるだろう。

  • まずは英語を「読める」ようになれ
願望ばかりが先行して一番難航している英語。会話をする機会はほとんどない。だけど日本語だけで情報を得るのはもったいないので英語が読めるようになりたい。twitterの英語情報の見出しだけではなく、もう少ししっかりと読めるようになりたい。そのためには、プリントアウトでもいいからやはり紙媒体にした方がよいのか考えるところである。

  • 社会人はアウトプットがゴール

普通に過ごしているとなかなかアウトプットする場面に恵まれない。同じ支店でない人と食事に行ったり、幸い大学時代の同期とはよく会う中で様々な話題ができる人たちが集まっているので、そういう場面を作りながらアウトプットの練習をしていかないといけない。そうしないと、質のいいインプットができなくなってくると最近感じている。

  • 脳に負荷をかけよ
なれないものに対して脳の反応は格段に落ちてきているのを実感する年齢に入ってきた。多少興味が薄くても必要と感じたものを読み、脳に負荷をかけ脳の筋トレを行っていこう。

  • 感動はためらわずに伝える
ほめるべきところはしっかり後輩に対してほめていきたい。

  • 休息を取ることも「仕事」だ 
しっかりとした睡眠を取るのが一番だと思う。そのためには無駄な時間を如何に省くか。休息していることと、ダラダラしていることの線引きをもっとしっかりとやる必要がある。

  • ビジネスマンはアスリート
頭をすっきりさせるためのトレーニングはやはり必要。毎日練る前に軽い運動と、週末のジムに行かないとすっきりしないようになっているので、これを継続していきたい。

  • 同期とはつき合うな 
入社当時から実践中。

  • 小さな出費は年額に換算してみる
タバコもそうだが、コンビニでの買い物はついつい無駄なものを買いがち。そして食べ物であれば食べ過ぎにつながる。そして健康を害する。お金をケチる訳ではなく、出費を見直すことで健康を保ちたい。

以上、21個になってしまったが、実践していることは今後も継続し、今までできていなかったものは少しでも意識してやっていきたい。この21個のうち、いくつはメモに移りいつでも見直せるように準備しよう。









0 件のコメント:

zenback