2013-08-27

ブロガーサミット2013に参加してきました

bloggersummit2013

Twitterができるまではブログはフロートいわれました。それが今はブログはストックでTwitterがフロートいわれます。よく見聞するのがTwitterが出てきてブログは終わったということ。それでもブログは廃りません。なぜでしょうか。
2013年7月22日のエントリー「一般人がブログを書くこと」でも書きましたが、改めてブログを書くということは何なのでしょうか。

自分をメディア化する

パネルディスカッション2、「個人ブログからブログメディアへ」で登壇された lifehacking.jp@mehori さんがおっしゃっていた「自分のコミュニティを幸せにしよう」という言葉が印象的です。これまで僕のブログは自分の周りを幸せにしてきたのか?大きな疑問が残りました。自分がやってみたことをポツポツ書いてみたりもしましたが、それは先ほどのフローをブログに綴ることで、その時一緒にいた人や話をした人はそれを目にすることで楽しかったかもしれません。でも、それはその後数日間の楽しさであって、後からも思い出話でなく楽しめる(幸せになれる)ものではなかったと思います。
自分をメディア化するということは、一時の楽しさを発信することではないでしょう。メディア化するという言葉はメディアが和製英語化しているので意味がわかりにくくなりますが、直訳すれば「媒体」ですから他方へ伝える伝達手段です。ブログというメディアはその後もネット上で自分が削除しない限り(時にはブログ業者が削除するかもしれませんが)永遠に残り続けます。僕が書いたブログも何かの検索にひっかかることがあるかもしれません。その時、フローで書いた、伝達手段になっていない(メディア化していない)ブログを見て、検索から偶然たどり着いた人たち(もちろん、実際の僕のコミュニティの人たちも含めてですが)が、「役に立った」と幸せを感じることができるでしょうか。自分をメディア化するということは、ブログで書き綴ることに、僕自身が責任を持たないといけないと思います。

ログは今じゃなくて先

パネルディスカッション6「ブログを書くということ」が今回の参加で一番勉強になりました。ブログ、[mi]みたいもん!@masakiishitani が「ログは今じゃなくて先」ということをおっしゃっていました。僕はログは今でもなく、過去だと思っていました。僕、あまり以前書いたブログを見返したことってあんまりないんですよね。今回初めて2年分ほど自分のブログを見返してみました。年に20件程度しかアップしていない年もあれば、100件以上アップしている年もあります。ザザッと見たので記録としての目線ではなかったですが、それでも憧れのニューヨークに初めて行ったときの写真が出てきて当時を振り返ることができます。
意外だったのが休職中のアップがあまりなかったことです。事実上2ヶ月休職し、その間は様々なことが起ったり、いろんな心境になるからいろいろ残しておこうと思っていたのを覚えていますが、ほとんどありません。逆に言えば、それだけ何もやっていなかったということでしょう。
ブログの試行錯誤の中で、2つに分けてみたり、誰かのブログの書き方を真似てみたりと文体も首尾一貫がないし、2つに分けたのを1つにまとめたので写真が表示されていなかったり。このブログを始める前にアメブロでも数年ブログを書いていたのですが、それはトラックバックしていたブログが2chでバレてしまってその影響で急遽アカウントを削除したので何も残っていない。当然ですが、いつ頃アメブロを始めたのか、いつアカウントを削除したのか。その頃は何を書いていたのか、全くわからずじまいです。ブロガーサミット中何度か出てきた「続けていないといけない」というのはこのことかなと思いました。

ブログを書くことで世界が広がる

これまでブログを書いていること自体に相当な自問自答を繰り返してきたことは事実ですが、今現在数少ない更新回数であってもブログをやっていてよかったなと思ったことは、今回のブロガーサミットに参加ができたことです。情報を得る手段としてだけネットを使っていたら、検索した記事で用を足せば済んでいるようなことも、一応自分もネットで何かが表現したいと思っているからRSSで気に入ったブロガーさんをフォローして、記事の内容のみならず、その書き方などを意識していました。ブロガーサミットという言葉にはちょっと語弊があるか、はたまた自分が顔を出すような場ではないかもしれないと半信半疑ではあったものの、行ってよかった。何がよかったかは、実際Feedlyでフォローしているブロガーの方に実際にお会いしお話しできたことです。@kfpause さんには「何でロースクールから博士へ進まれたんですか?」ってブログとは全く関係のないお話を伺ったり、@taromatsumura さんにはアメリカと日本のe-learningの違いなどのお話を直接伺うことができました。

最後に、会いにいくことで本当に世界が広がる

プロブロガー本の1冊目(白本)の67は「気になるブロガーと思い切って実際に会う」です。そんなことある程度のPV稼いでいる人や話題のブログをできている人だけの世界だと思っていました。ブロガーサミットも「たまには東京の講演会にでも行ってみようかな」といった気持ちで、懇親会なんてきっと自分は見ているだけなんだろうなと思っていました。 @mehori さんの「ミニオフやります」には「話に加われたらいいな」程度にしか考えていませんでした。しかし、結局は @mehori さんを囲んでガッツリ話をすることができましたし、タムカイズム@tamkai さんにもお話しすることができました(@mehori さん曰く、@tamkaiさんは難しいにはちょっと驚きましたが)。
一応、ブログをやっていたからこそ「お会いしたい」と思った方々と本当にお会いすることができました。それこそブログやtwitterで毎日のようにその方々のことは知ることはできます。でも、えげつないいい方かもしれませんが、やはり生身の人間と実際にお会いすることで、文章からだけではない、何かを感じ取ることってあると思います。ブログで垣根を低くしてお会いすれば、そこにはまた想像もしなかった世界が待ち受けていました。
フラット化する世界でもありますが、この時代コミュニケーションの垣根はもうほとんどなく、手段は極めてシームレスです。その中だからこそ、実際にお会いすることの意味は大きいような気がしました。Google Hangoutで見るよりもまた違う、自分もそのサークルの中で意見を押したり引いたりすることができます。ブログだけでは、そこで話題になっていないことを見ているこちらが取り上げるのは難しいですが、お会いすればそんなこともありません。それができたこと、今回の最大の収穫でした。

もしかして、僕もみられているのかもしれない

逆説的ですが、アルファブロガーといわれる人たちがいる中で、僕は特にPVを気にするでもなくブログを更新しています。でも、ひょっとしていつの日か「みています」といわれる方が表れるかもしれません。そもそも文筆業ではないのでそんなことを言い出したらブログなんてとてもじゃありませんがやってられません。でも、自分をメディア化するということは、フローの頃のブログと違って自分を介して人に伝えるのがブログですので、そこに恥ずかしさや後ろめたさは完全に今すぐ消し去ることはできませんが、おそらく不必要でしょう。僕はどんなメディアになれるのか。僕にできることは、やってみてよかったよってことを責任をもってお伝えすることだけなのです。
コメントを投稿

zenback