13ヶ条のルール
- なにごとにも思うほどには悪くない。翌朝には状況が改善しているはずだ。
- まず怒れ。その上で怒りを乗り越えろ。
- 自分の人格と意見を混同してはならない。さもないと、意見が却下されたとき自分もちに落ちてしまう。
- やればできる。
- 選択には細心の注意を払え。思わぬ結果になることもあるので注意すべし。
- 優れた決断を問題で曇らせてはならない。
- 他人の道を選ぶことはできない。他人に自分の道を選ばせてもいけない。
- 小さなことをチェックすべし。
- 功績は分けあう。
- 冷静であれ、親切であれ。
- ビジョンを持て。一歩先を要求しろ。
- 恐怖にかられるな。悲観論に耳を傾けるな。
- 楽観的でありつづければ力が倍増する。
ものを売る商売でもそう出なくても、仕事は情報戦である。お客のニーズも然りで、目に見えるもので相手から要求されることはないし、それ以外のことを行わなければ仕事はできない。軍事情報は衛星写真や偵察写真を見ることはできても、それがなになのかを結論づけるのは情報である。情報の取扱について、極めてわかりやすく書かれているのが以下の件だ。
- わかっていることを言え。
- わかっていないことを言え。
- その上で、どう考えるかを言え。
- この3つを常に区別しろ。
取引先との交渉結果を報告する際、直接的に相手から言われたことと、自分で考えたことを混合して報告してしまう場合がある。報告に脚色を加えてしまっていることがある。その脚色が判断を誤らせることも十分に考えられる。だから上記3つを常に区別し、わからないことはわかるように努力し、それでもわからない場合はどう対処するのかを考えなければならない。
本書の原題は"IT WORKED FOR ME. In Life and Leadership"である。
「はじめに」でもあるが、「私はこれでうまくいった」ということである。全てを自分に応用できないかもしれないが、利用できる部分は大いにあると思う。
孫子と兵法を読んだり、リーダーシップについて、古くは軍事に伴うものが多い。傍らにおいて参考にしていきたい。
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