2010-12-20

結局身の引き方がわからない人たち。

昨日(12/19)の日経新聞によれば、鳩山由起夫前首相は今期限りの政界引退を撤回し次期衆院選にも出馬するようだ。理由はよく覚えていない。

やめると言ったりやめないと言ったり、こんなに言ったことをすぐに覆すことができるのは芸能界と政界だけではないか?

鳩山氏が「やめるのをやめる」のは好きにしていただけばよいが(当然当選しなくてはいけないが)、彼に限らず国のトップを務めた人間が平の立場で何をやろうというのだろうか。

日本は大統領制ではないので首相の権限に限界があるとはいえ、これ以上にない仕事をやり終えていないということなのか、その後も国会議員を続けるケースばかりだ。

一度トップを経験した以上、どんどん退場していただかないと次から次へと人材を作っていかないと行けない世界では目詰まりを起こすだけだ。小泉氏は息子に地盤を譲ったとはいえ首相退任後の選挙で引退した。今回の鳩山氏のこのタイミングでの政界居残りは小沢氏擁護の陰が見え隠れするが、それを理由に国会議員になれない人間が1名いるのは不幸だろう。しばらくは民主党の代表は持ち回りでいきそうな気がする。

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