2007-09-25

めちゃめちゃ忙しいけど、その方が体調がいいかも。

ここしばらく、金融商品販売法の準備で忙しい日々が続いた。

新しくできた法律なので手探りになるのは仕方がないが、如何せん「柱」を立ててから壁を作ったり屋根をつけたりという作業手順にならないのが、更に忙しさに拍車をかける。

同じような仕事を2度やったり、無駄なことが多い。

大体、今時ファイル共有ができないシステムであることが余計と手間取らせる。

ま、こんなことを言っても改善するわけでもないので仕方がないのですが・・・。


でも、家に帰ってくるとワールドビジネスサテライトが既に始まっている時間。確かにくたくただし、ご飯食べて何もできないけど、こういうときこそ体をメンテナンスしておいた方がいいだろうということで、睡眠時間を削ってもと久しぶりにストレッチ体操なんかを時間をかけてやってみた。

ビールを飲まずに寝るということもあるのか、ストレッチ体操の効果はやはりてき面で、翌朝目覚めがいい。


最近の無欲さがたたり、中途半端な時間に帰ってくるとなにをするでもなく、本を読むでもなく、ビール飲んで寝ちゃう生活でしたが、逆にこの忙しさの方が体には調子がいいかも。


もうちょっと忙しい生活が続きそうだけど、ここでがーっと仕事をやって生活のリズムを戻して、またまじめに学習する生活を取り戻してみよう。

あなたが売れれば商品も売れる 「営業力」の鍛え方




この歳になってこういう本を読もうと思うこと自体が、既に「間に合わない会社員」風ですが。

それも仕方がない。この歳になって初めてまともな会社回りというものを経験するのですからね。


しかし、問題は「営業力」以前だということに気がつきました。

タイトルにあるように、自分を売らなくては話にならないのですね。営業って物は。


いわゆるプレゼンテーションというのはそれ程苦手ではありません。

需要のあるところに向かっていくわけですから、準備が立てられますから。


ところが今の仕事は需要がないところに需要を作るのが仕事。
営業ですから。


そうなると、自分の性格上と、頭の回転の問題で、どうしてもうまく話を展開することができないんですよね。


需要のあるところに話を持っていくことばかりの仕事をやっていた人間には、お客に「しゃべらせる」ことがとても難しい。

いわゆる「間」がわからない。

お客さんがしゃべる準備をしているのか、ホントに話題がなくなったのか。


こればっかりは、最初のうちは失敗して取引先をなくす原因になるかもしれませんが、経験をつむしかつかめなさそうなので、場数を踏んで行こうと思います。

2007-09-05

『指一本の執念が勝負を決める』  冨山和彦




産業再生機構のCOO、冨山和彦が本を出した。


解散以前からテレビ等で見ていると、「プロの再生家集団」を作ることを目指していた産業再生機構。

国が作った組織のため、どこかで瞑想するだろうと思っていたが、それもなく、また周囲の軋轢を阻止して予定より1年早く解散。税金も納め、余剰金を国庫に収めるまでになった。


政治的圧力も相当だった思うが、それを撥ね退けるばねはどこから来るのかが気になっていたので、もう1冊の本も読んでみたい。

『宿澤弘朗 運を支配した男』 加藤仁




こんな銀行員もいたのか。

都市銀行の行員にして、ラグビー日本代表の監督。

為替ディーラーも経験し、支店長もこなして役員へ。


同業者として気になる存在。

いろいろと調べてみようと思う。

2007-09-02

久しぶりにライブ(観る方)

昨日(9月1日)は約半年振りにライブを観に行ってきました。

お目当ては・・・、

ミーハー(死語?)すぎてお目当てのバンドは言えませんが。


ブッキングのライブで4バンド見たけど、やっぱりお目当てのバンドのドラマーは凄かった。

一番太鼓がしっかり鳴っていたし、金物類も存在感たっぷりのなり方、揺れ方。


東京から来たバンドだったけど、名古屋ねたたっぷりだったし。

名古屋ねたといっても、「手羽先」、「味噌カツ」、「味噌煮込み」だったけど。


やっぱり名古屋といえばこうなるのか。

「えびフリャー」がないのはまだまだアマちゃんか。


ま、それはさておき、久しぶりにライブを観にいってよかった。

ここの所、週末は引きこもりがちだったので。


普通にレコーディングされたCDとは違って、やっぱりリズム楽器の迫力が凄い。

もちろんギターやボーカルの花形も凄いんだけど、僕はやっぱりベースやドラムがガッツリしているのが好きなので。リズム楽器がしっかりしていると地に足が着いている感じがいい。


何だか最近疲れてふわついている毎日だったけど、ガッツリ仕事が来週からはやれそうです。

2007-09-01

『狂宴の果て』 江上剛



前半は、学生運動真っ盛りの早稲田大学が舞台。

後半は、バブル絶頂期から崩壊まで。

両方とも日本が狂っていた時代を舞台にした小説。


前半は僕の知らない時代の、今ではありえない学生さんたちが元気だった頃のお話で、よくも悪くも現代的な学生時代をすごした僕にはとても面白かった。

ビジネスシーンが多かった江上剛の小説には今までなかった状況で、それだけでも十分興味が引かれた。

舞台になった場所の近くに数ヶ月いたこともあり、その当時読んでいたら間違いなくその近辺を歩いていただろう。


一方で時は平成のバブル崩壊の時代。

ストーリーは銀行での巨額不祥事、詐欺というかそういうものが舞台であるが、淡々と進んでいく感じで、前半の面白さとはちょっとかけ離れてしまった感じが・・・。


それにしてもいつの時代も銀行員の不祥事というものはあったものだと思い知らされたが、だからといって不祥事に麻痺することがないようにしたい。

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