初めてニューヨークに行こうと思ったのは実は2001年の9月。あの同時多発テロがあったときです。
この時は、仕事の都合で休みが取れないことになったためやむなく取りやめましたが、ちょうど9.11の時に予定をしてたため、もし自分が出かけていたら今はなかったかもありません。
グランドゼロのすぐ脇には小さな消防署があり、そこにはテロの救助作業でなくなった消防士を奉るものが置かれています。
そのすぐ近くには壁一面に銅版で当時の救助作業の様子を再現したものが作成されています。
ここは今でも訪れる人が多く、救助活動に携わった人たちに対して敬意を表しています。
また、Tribute WTC Visitor Centerでも、当時の状況を知ることができるようです(私は入館していないのですが)。
グランドゼロは基本的に安全策で囲まれていて、近くから見る事はなかなか困難な状況。
安全策の隙間から撮影したのがこの写真です。
真ん中から左下に向かってカーブしているのは地下鉄です。ワールドトレードセンターのすぐ下を地下鉄が走っていて、ビルが取り壊された今、むき出しの状態です。
グランドゼロの全体を見るには南側にあるワールドフィナンシャルセンターの窓越しに見るのがお勧めです。
この写真からではわかりにくいかもしれませんが、すぐ横にもビルは聳え立っています。高いビルが建っていたから周囲が広場のような、ビルが密集している場所であったわけではないのです。
実際のワールドトレードセンターを見た事はありませんが、あの高さのビルが崩壊して、その時周囲はどのような状況になったのか。
それはもう想像することができませんでした。
0 件のコメント:
コメントを投稿