2007-05-09

『渋谷で働く社長の日記』  藤田晋

読もう読もうと思っていてなかなか買えず、買おうと思ったらちょっと時が経ちすぎてしまい、読まずじまいの本って結構ありますよね。

この本も出版されてからずっとその状態でしたが、ついに読んでみました。





読まなかった理由としては、最近まで定期購読していた日経ビジネスアソシエで連載していたこと。

当時既に藤田さんはブログを公開していて、概ね彼のことは本でなくても知る手段があったこと。



そんなことにとらわれず、もっと早く読めばよかったというのが正直な感想。


起業時の彼の考え方は金融機関に勤務する私としては甚だ論外。

勢いだけで起業するなんてもってのほか。おまけにサイバーエージェントは起業することが先で、具体的な事業計画が後からついてきた会社。

それもある程度は知っていたが、ネットバブルがはじけて株価が低迷、困惑していた時期をどのように過ごしたのかは、精神論だけでは片付けられない精神的タフさが不可欠だったと思われる。


何事も石橋をたたいて結局渡らない、臆病な私にとっては、もっと早い時期に読んでおくことで自分の行動が変わったかもしれないが、藤田さんが苦労した時期と私は今同じ年齢であり、彼の経験を自分に置き換えて行動してみようと思う。

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