2007-05-03

『電子マネー最終戦争』  岩田昭男




電子マネーといえば代表格はJR東日本のSuicaとEdy。

電子マネーの最大の特徴は決済時間の短縮。そして現金のハンドリングコストの削減。
いずれにしても効率アップが目的であると考えていた。

そのため、SuicaとEdyを考えると、改札での使用を除けば両者昨日は同じであり、JR東日本限られるSuicaは劣勢と捕らえるのが妥当だろう。


ところが、加盟店戦略において両者には差があるようだ。


Edyにおいては、加盟店戦略において前面に打ち出しているのが「マーケティング支援」。

Edy利用者の情報をフィードバックしマーケティングに利用できるというのが売りである。


首都圏鉄道各社もPasmoの導入をきっかけに、グループ内の顧客情報の共有を狙っている。


利用者側からは小銭の持ち運びがなくなるという便利さだけで利用していたが、なるほど裏側ではまた違ったオペレーションがあるようだ。

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