2007-07-01

『大人のための勉強法』  和田秀樹

私の中の結論から言えば、結局のところ「時間をうまく使え」ということになる。





大人の勉強に限らず、「あまりもの禁欲にしてしまうとかえってストレスになる」、といっているのはよくわかる。

問題は、「程よく」をどのように維持するか。

毎日の労働で疲れて帰ってきて、この「程よく」を維持するのは難しい。概ねだらけてしまうことに。

それを避けるため、帰りに喫茶店で勉強したりもするが、やはり疲労には勝てない。

もちろん、勉強によって得られるであろう物は想像しているのだが、その想像力は疲労で消されてしまうわけで。


疲労しないように労働するのも、早い話がうまく時間を使いこなせば可能になると思っているが、一人でやっているわけではない会社では、なかなかそれを実現するのも難しいし。


と、足踏み思考が続いても仕方がない。


「勉強してこういうことがやれることになる」とか、理想を想像しながら毎日を過ごせるように力を蓄えようと思う1冊でした。

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